「人類は衰退しました1」あらすじレビュー

こんにちは!

本日は「人類は衰退しました1」のレビューです!

人類がゆるやかな衰退を迎えて,はや数世紀。すでに地球は”妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身,高い知能を持ち,お菓子が大好きな妖精さんたち。
そんなお話です(*´−`*)ノ

主人公の名前や人間さんの名前はひとりも出てきません。助手とかお祖父さんといった感じです。
妖精には名前を付ける概念はないですが,主人公が名前をつけてあげる個体が何人かいます。

一巻は,初仕事として妖精さんたちに会いに行くお話です。
妖精さんは甘いものが大好きなので,それによって妖精さんを三人を捕獲して家に持ち帰ってきます。その後妖精さんの文化を観察していきます。

妖精さんのかわいさをセリフを全部ひらがなで書く事で表してます。
「ばかなー」「そんなことが」「かちぐみやんけ」
こんな感じです。

妖精さんは知性がものすごく高いです。一日でものすごいメトロポリスを作ってしまったり,紙一枚と輪ゴム一枚で精巧に動く恐竜を作ったりしてしまいます。
そのペーパークラフトは一枚の紙でできていて,その一枚だけで商品パッケージにもなってしまう優れものです。

そんな妖精さんの生態がどのようなものなのかを少し干渉しつつ調べていきます。

妖精さんの童話的なストーリー,それでいて少しブラックの入ったユーモアのある内容で,遊び心のある文章になっています。
この本では文明の繁栄と衰退がテーマとなっています。衰退した人類と,わずかな期間で文明を作り出せる妖精さんを描くことで表現しています。

アニメもあります。

それでは!!

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